児童会本部から、五月の生活目標が提示されました。
ズバリ「ひとのはなしをしっかりきこう!」です。
学習の基本中の基本は「きくこと」です。そして「きく」という言葉には、いくつかの種類があります。実は、これが大切な違いです。
① 聞く→「物音を聞く」「話し声が聞こえる」のように、音や声などが自然に耳に入ってくること。門構えに耳という文字の形の通りです。
② 聴く→分解すると「耳」と「目」と「心」のたし算(+)になります。つまり、より積極的に「きく」という意味になります。耳と目と心ですから、全身で「聴く」という意味です。
③ 訊く→訊くは、「道を訊く」「都合を訊く」のように、尋ねる、問うことを意味します。当用漢字にはありませんので、日常的には「聞く」が充てられます。尋ねることを表すため、「訊かれる」ことはあっても「訊こえる」ことはありません。【引用「違いがわかる事典」 (h)ttps://chigai-allguide.com/cw0225/ 】
「よい聴き手(聞き手)になること」で、人は他者とより強くつながることができ、より深く物事を理解することができます。反対に「聞く耳持たない」という言葉もあります。これは、自分から他者や大切なことを遠ざけてしまう残念な行為です。
芦安小の子どもたちには「よい聴き手」になってほしいと思い、日頃から「スマイルタイム」や「EnglishGame」を通して「他者とつながる力」を全校体制で育んでいるところです。
【おまけ】写真を撮影したら、こんなハプニングが!
さて、問題です。誰の手でしょうか?