9/25 小中合同学校林整備事業


 芦安ファンクラブの清水さんと吉沢さんに今年もご協力をいただいて、芦安小中学校合同の学校林整備作業を行いました。とってもレアな体験となりました。芦安ならではの貴重な体験でした。

「森はなぜ大切か」「木を育てるということ」など、なかなか普段は自覚できないことを、丁寧にわかりやすくご説明くださいましたので、要旨をご紹介します。


〜森を育てるという事〜

私達の生活に欠かせない“木”、
木を育てるという事はどんな風に私達の生活に関わってくるでしょうか?
家を建てたり、椅子やテーブルを作ったり、味噌汁の茶腕だったり、暖炉で燃やして暖かく過ごしたり、ふと見渡せば様々なところで見つけられます。木を加工して何かを作る事 は私達の生活に欠かせないのです。

また、木を育てるという事は私達の生活を守ってくれることにも繫がります。
しっかりとした木を育てれば、地面の中で根は大きく、土を掴むようにしっかりと広がります。
雨が降った時に水は色々な物を押し流します。当たり前の事ですが、水は高い所から低い所に流れていきます。
もし山の斜面の何もなければ、土や岩は水に押し流され私達の家まで押し寄せてくるかもしれません。大雨が降り、家に向かって大量の土砂が流れてきたら家は簡単に壊されてしまいます。
しかし、木の根がしっかりと土を掴んでくれて、水を吸い上げてくれていれば、たくさんの土が流される事はないのです。


 そして、木を「まっすぐに育てる」ことや「間伐」の必要性を教えていただき、さっそく作業に取り掛かりました。

保護者の皆様もご参加くださり、一緒に活動していただきました。

 上を見上げると、もう秋の空でした。