1/31 ブックリレーの取組


 1/28と1/31の朝活動の時間に、ブックリレーを実施しました。

 これは、最上級生の6年生が、下級生に読み聞かせをするという取組です。他校でも行われているとのことですが、芦安小では、6年生全員が下級生の各教室に赴いて、同時進行で読み聞かせをするところが特色となっています。コロナ禍前は、6年生が一人ずつ全校児童を対象に読み聞かせを行い、本の内容と朗読者を交代していました(だからリレー)。コロナ対策で「できるだけ少人数」という制約の中、今の形となりました。むしろ、この方が読み手と聴き手の距離感も近く、一体感も生み出すことができて、芦安小にピッタリだなと感じています。

 6年生は、すでに2学期から、このmissionのために、自分で本を選ぶところから取組を開始しました。

「どんな本にしようかな?」「聴き手が知っている本だと・・・」

「読み方を練習しよう」「相手に届くように読みたいな」

 司書の名取純子先生の指導と支援を受けながら、6年生たちは何度も朗読の練習を積み重ねてきました。ほぼ毎日練習してする6年生もいます。

「ただ、音読をするのではなく、相手に内容や思いが届くように」という気持ちを大切にしてきました。その「相手意識」を育みながら、6年生はがんばってきました。

 当日は、4人とも見事にmissionクリア!聞いていた下級生も真剣に聞きつつ、しっかりお礼も伝えていました。聴き手の下級生は感想メッセージも書き、6年生に届けます。