3/19の本番を控え、芦安っ子たちは、練習をがんばっています。
卒業生は、自分たちだけでの練習時間もあります。南アルプス市の公立小中学校は、1年間かけて「小笠原流礼法」に取り組んでいますので、礼の仕方も卒業証書の受け取り方も、それで練習しています。
さすがにさすがの卒業生です。とても凛々しく、美しく証書授与の所作ができるようになってきました。
先日は、初めての「在校生と卒業生の合同練習」を行いました。
卒業生が「私たちのためにありがとうございます」と礼儀正しく伝え、お互いにしっかりと挨拶をしてから練習を始めました。こうした些細な場面にも「気持ちのやりとりが見えました。
下級生だけでの練習もあります。本日(13日)は、埴原先生にお越しいただき、「卒業生に贈る合唱曲」を特訓しました。曲名を「変わらないもの」と言います。とても素敵な歌詞です。
これまでも、在校生たちは卒業生のために、力を尽くして練習していましたが、今回の埴原先生のご指導で、さらにレベルアップしました。
校長の私も、聞きながら感動してしまいました。児童数はわずか20人ですが、心を込めて、気持ちと合わせ、息を合わせ、豊かな声量で歌い上げていました。卒業生の保護者の皆さん以外の方々にも、ぜひお聞きいただきたいと思いました。
講師の埴原先生も「すばらしい歌声。この子たちは声がきれい」とたくさん褒めておられました。
心のこもった卒業式になるでしょう。